AOZORA motor
By Aozora Ikkyuu
オイル交換

プジョー207cc車検整備Ⅱ

みなさん、こんにちは!一休です~

しかし、春ですねえ。晴れたり、雨が降ったり、風が吹いたり、熱くなったり、寒くなったり。毎年春ってお天気こんなに不安定でしたっけ。

さて、今日はプジョーのパーツがそろいましたので車検整備の続きです。

プジョーのオイル交換

「一休さん、とりあえずオイル交換しましょうか。これはccなのでピットで作業したほうがいいでしょうね。」

あ、はい。工場長。素人の一休は車をピットに車を入れるだけで緊張します。よし、オイル交換するぞ。しかし、オイル交換したって、整備士とは言えないよね…などと思いながら作業を始めましたが、この後、大失敗するとは露程も予想していませんでした。

ドレンボルトは…ん?どれだろう。はっきりわからないな。でも、どう見てもこれしかないような気がするな。それに六角レンチ…?じゃない。四角だ。こんなレンチあるのかな…あったさすが…。

しかし、オイルのドレンボルトにこんな特殊な工具使うかな…ん!よいしょっと。とれた…え!?これは明らかにエンジンオイルじゃない!!ということは…。

「その、廃油の位置はエンジンオイルじゃないですね。エンジンの下じゃないですから。その廃油の上はトランスミッションですよ。」

ええ!ということは…これはオートマオイル…。工場長、そんなに冷静に言わないでください…ああ、大失敗。

「大丈夫ですよ。これはBMWと共通ですから、BMWのオートマオイルは在庫があります。どれくらいオイルが出ましたか?」

1リットルくらい出ました…。すいません。本当にへこみます。

「このプジョーのオートマオイルはどこから入れるんだったかな…ここですね」

プジョーのオートマオイルを入れる

え?ここですか?

これはわからない。というか素人が触れるものじゃないですね。

「まず、オートマオイルを1リットル入れて、エンジンをかけてください。水温が60℃くらいになればさっきのドレンボルトを緩めます。もし、オイルが落ちてくればオートマオイルの余分が落ちていることになります。オイルが出てこなければ、オイルを足してください。オイルがいったん落ちて、止まればそこで適正なオイルの量となります。」

はい。緊張します。しかし、とても勉強になった。オートマオイルの管理は難しいですね…。とまりました…。

ドレンボルトを閉めて一安心です。で、エンジンオイルのドレンボルトは…。あーこれだ。目につかなかった。だめだなあ。

ああ、ボルトも普通の六角だな…。緩めるといつも通りの汚れたエンジンオイルがあふれてきます。

オイルエレメント交換

ん?新しいオイルエレメントの箱が小さい。開けてみると…

あーこれって中身だけかえるやつ。エレメントというかオイルフィルター?エンジンからオイルフィルターのケースを外して中のフィルターを見ると…

汚れていますね…すぐに替えなきゃ。Oリングもフィルターに付属しています。

フィルターは入れ替えるだけです。エンジンにセットします。

セット完了

新しいオイルを入れます。

ブレーキパッド交換

フロントブレーキのパッドが摩耗していたので交換します。

ブレーキキャリパーを固定している下側のボルトを緩めます。

ブリーダーボトルをブリーダーボルトにセットします。そして、古いブレーキパッドを外してピストンを工具を使って戻します。この時、ブリーダーボトルをセットしておかないとブレーキフルードがタンクからあふれてしまいます。

新しいブレーキパッドに、熱伝導性のグリスを塗ってセットします。

ブレーキフルードのエア抜きをして完成しました。パッドを交換したときはマスターシリンダから近いブレーキからエア抜きをします。とてもいいブレーキの感触になりました。