みなさん、こんにちは!一休です~
しかし、春ですねえ。晴れたり、雨が降ったり、風が吹いたり、熱くなったり、寒くなったり。毎年春ってお天気こんなに不安定でしたっけ。
さて、今日はプジョーのパーツがそろいましたので車検整備の続きです。
プジョーのオイル交換
「一休さん、とりあえずオイル交換しましょうか。これはccなのでピットで作業したほうがいいでしょうね。」
あ、はい。工場長。素人の一休は車をピットに車を入れるだけで緊張します。よし、オイル交換するぞ。しかし、オイル交換したって、整備士とは言えないよね…などと思いながら作業を始めましたが、この後、大失敗するとは露程も予想していませんでした。
ドレンボルトは…ん?どれだろう。はっきりわからないな。でも、どう見てもこれしかないような気がするな。それに六角レンチ…?じゃない。四角だ。こんなレンチあるのかな…あったさすが…。
しかし、オイルのドレンボルトにこんな特殊な工具使うかな…ん!よいしょっと。とれた…え!?これは明らかにエンジンオイルじゃない!!ということは…。
「その、廃油の位置はエンジンオイルじゃないですね。エンジンの下じゃないですから。その廃油の上はトランスミッションですよ。」
ええ!ということは…これはオートマオイル…。工場長、そんなに冷静に言わないでください…ああ、大失敗。
「大丈夫ですよ。これはBMWと共通ですから、BMWのオートマオイルは在庫があります。どれくらいオイルが出ましたか?」
1リットルくらい出ました…。すいません。本当にへこみます。
「このプジョーのオートマオイルはどこから入れるんだったかな…ここですね」
プジョーのオートマオイルを入れる
え?ここですか?
これはわからない。というか素人が触れるものじゃないですね。
「まず、オートマオイルを1リットル入れて、エンジンをかけてください。水温が60℃くらいになればさっきのドレンボルトを緩めます。もし、オイルが落ちてくればオートマオイルの余分が落ちていることになります。オイルが出てこなければ、オイルを足してください。オイルがいったん落ちて、止まればそこで適正なオイルの量となります。」
はい。緊張します。しかし、とても勉強になった。オートマオイルの管理は難しいですね…。とまりました…。
ドレンボルトを閉めて一安心です。で、エンジンオイルのドレンボルトは…。あーこれだ。目につかなかった。だめだなあ。
ああ、ボルトも普通の六角だな…。緩めるといつも通りの汚れたエンジンオイルがあふれてきます。
オイルエレメント交換
ん?新しいオイルエレメントの箱が小さい。開けてみると…
あーこれって中身だけかえるやつ。エレメントというかオイルフィルター?エンジンからオイルフィルターのケースを外して中のフィルターを見ると…
汚れていますね…すぐに替えなきゃ。Oリングもフィルターに付属しています。
フィルターは入れ替えるだけです。エンジンにセットします。
セット完了
新しいオイルを入れます。
ブレーキパッド交換
フロントブレーキのパッドが摩耗していたので交換します。
ブレーキキャリパーを固定している下側のボルトを緩めます。
ブリーダーボトルをブリーダーボルトにセットします。そして、古いブレーキパッドを外してピストンを工具を使って戻します。この時、ブリーダーボトルをセットしておかないとブレーキフルードがタンクからあふれてしまいます。
新しいブレーキパッドに、熱伝導性のグリスを塗ってセットします。
ブレーキフルードのエア抜きをして完成しました。パッドを交換したときはマスターシリンダから近いブレーキからエア抜きをします。とてもいいブレーキの感触になりました。