AOZORA motor
By Aozora Ikkyuu
工具

ポリッシャーでボディを磨く!

 みなさん、こんにちは!一休です。本当に毎日少しずつ気温が下がって、冬に近づいている感じがします。外が好きな一休も何となく出かけるのが億劫になりそうです。

 さて本日は、ボディを磨きます。ここは自動車修理工場でカーコーティングのプロショップではありません。新車やお車の輝きを大事にしたいお客様はボディ磨きのプロショップをお勧めします。ボディーコーティングは非常に難易度が高く、一般の方はプロショップに任せたほうが確実にまた結果的にはリーズナブルに満足する仕上がりになると思います。

 ただ、修理の過程で磨かせていただいたほうがいいと判断した場合、お客様からご要望があった場合は対応しています。今回もお客様から水シミや磨き傷が少し気になるので軽く磨いてほしいとのご要望がありました。

1 洗車

 まず、洗車です。泥などはもちろん、しつこい汚れや水垢を確実に落とします。拭き上げあと、素早く日陰に移動して乾燥させます。

2 ボディ磨きの準備

 日陰のほこりの立たないところで作業の準備をします。

「一休さん、それではポリッシャーでボディの磨きをお願いします。このポリッシャーとこのワックスを使ってもらいます。微量のコンパウンドが入っているので慎重に作業してください。」

「…はい…工場長。」

「緊張しなくても大丈夫です。では、よく聞いてください。まずプレスライン近辺は施工しないでください。それと、ドアやボンネットの端の部分も塗装が薄くなっていますのでぎりぎりまで磨かないようにしてください。」

「ワックスはこれくらいをパフにつけてください。そして、ポリッシャーは押し付けないで軽く当ててください。ポリッシャーの自重でも押さえすぎになります。」

えー!こんな豆粒くらいで大丈夫なんですか?昔、プライベートでワックスやコンパウンド使っていた時はベトーっとなるくらい塗りたくっていました。めちゃくちゃ間違っていたんですね…。それにポリッシャーを当てるのも本当に軽くなんですね…。」

「大丈夫です。ゆっくり、慎重にお願いします。仕上げは私がしますから。」

はい。当然仕上げは工場長がしていただけると思いますが、やはりかなり頑張らないと。

3 ボディを磨く

 工場長が言われたことを忘れないように磨きにかかります。磨く前のトランクはこのような具合です。お手入れはされているようですがどうしても小さな磨き傷などでくすんでしまっているようです。

 ポリッシャーはシングルアクションでパフは濃色車用の超微粒子のウレタンバフで行います。一休が行うのは1段階の軽く磨く程度ののですがこれくらいになりました。どうですか?

 どうです?なかなかではないでしょうか?この後、工場長が仕上げをされます。

 しかし、この作業でポリッシャーの威力を知ってしまいました…一休ポリッシャーあってもいいかなとか思ってきました…。