みなさん、こんにちは!一休です。いやー、今朝は冷えてました(>_<)。寒さは気にならない一休も薄着じゃ血圧上がる(^^ゞと思ってウインドブレーカー着ました。年取ると無理は禁物です。
さて、今回も貴重な911Sのお話です。この911は社長直々に作業されているため私などは遠巻きに眺めるしかないのですが、その作業を見ていると気が遠くなります。それって絶対ポルシェの工場で新車組み立てるよりずっと手間かかってますよ…。工場長が天井の内張を新しい純正のシートで張り替えられてます。
「1分の1のプラモだよ。」
社長が軽口でおっしゃいますが、いえいえ、そんな簡単なものには見えません。まさに車の職人です。今日は少しだけお手伝いさせていただけました。
「一休さん、トランクのゴムを張り替えてください。溝の汚れや古いゴムの接着剤の後をきれいに掃除してください。塗装のはがれた後は新しく塗装してからゴムを貼ってください。」
わかりましたー!めちゃくちゃうれしい。やっぱりこんなお車に関われることは心躍ります。
この工場ではとても古いお車の入庫も多くあります。その時。内張の張り替えもよくされているのですが、何といっても手間がかかるのは下処理です。みなさんはこんなゴムや内張は、しゅっと外して、新しいのをペタッと貼ってるだけに思われるのではないでしょうか?もし、そうすると古い接着剤やさびのために凹凸ができたりはがれてしまったりします。そのため、はがした表面をスクレーバーやサンドペーパで付着物を乖離します。この作業が途方もなく時間がかかります。私は根気がないので気持ちがすぐに折れそうになります。しかし、先輩方は黙々とされます。下処理はやはり大切な作業だからです。私もこのトランクのゴムの下処理に2時間余りかかりました(*_*)。