さて、今回は車検整備です。あんまり手入れされてないデリカだな…。ん、この車は…
まあいいか(^^ゞ 国産だし、基本的なものなら私でも大丈夫。工場長の指示を仰ぎながらできる整備から始めます。まず、ジャッキアップしウマをかけます。
ブレーキパッドの確認とブレーキフルードの交換
最初、おっかなびっくりだったインパクトレンチだけど、もう楽勝だな(^^)/ もーめっちゃ早い!一家に一台インパクトレンチだな~(と調子に乗ってしまっていたのですが…)
ブレーキパッドは7㎜くらいかな。まだ大丈夫。フルードの交換はマスターパックから遠いところからすればいいですね?
「そうですね、最近の車はX配管なのでまず遠いところ。次に対角線上をしましょう。」
わかりました。では左後ろから始めます。
廃油ボトルをセットし、バルブを緩めます。緩めすぎないようにレンチを離したら、重力で90度くらい回転するようにセットします。
配管が長いのでゆっくり踏みます。今度は前輪。4輪とも行います。
左が古いフルード。右が新しいフルードです。ブレーキフルードは劣化しないように思いますが明らかに濁っています。以前に書いたように酸化が原因ですが新しいフルードは無色透明の水のようです。これを見てしまうと即交換ですね。
インパクトレンチでタイヤをセットして、トルクレンチで締め付けます…が。ん?おかしい。トルクレンチの手ごたえがない…。工場長、ナットの締め付けがおかしいんですが。
「インパクトレンチのトルクが間違ってますよ。」
あ、またやってしまった。インパクトレンチの確認をしていなかった。というか、知らなかった。また、反省です。
「大丈夫です。少し緩めてトルクレンチで締めなおしてください。」
はい、ありがとうございます。
ラジエータフルード交換
ラジエータの液?を交換します。
「一休さん、ラジエータ液を抜きましょう。えっと、この車のドレーンは…ん?ちょっと手が入りませんね。下回りのカバーとバンパーを緩めてみましょう。」
はい。ん?ドレーン?どこにあるのかな??
ラジエータのドレーン緩めるのにこんなに外さないといけないのかな??日本車なのに。しかも、クリップがぽろぽろ割れるし。また、注文してもらわないと…
前のカバーを外すとやっと手が届く…。それでもきびしい…。何とか緩めます。
うん~汚れているもかな…。なんとなく濁っているようにもみえますが…。気持ちの問題でしょうか。とりあえず、ドレーンを閉じます。
「リザーブタンクには原液を入れてください。ラジエータキャップからは全体で2倍になるように少し薄めに水を混ぜて入れてください。」
はい。工場長の指示は時々論理的に理由がわからないことがありますが、経験に裏打ちされたものと思うので聞かずに(聞けずに?)素直に言われたとおりに作業します。
その他、消耗品の交換!
「オイルと…ワイパーにひび割れがありますね。エアクリーナも交換しましょう。燃費にも影響しますから。バッテリーは?6年ですか?そろそろ換えたほうがいいでしょうね」
わかりましたー。作業が増えるのはなんか嬉しい(笑)
おまけ…
作業の途中…ん?先輩が作業しているのは??
次のナロー911?
ではなくて…
おーかわいい!オーナー様も好きですね!!いい感じです。一休が子供の頃はたくさん走っていました。その当時、日本の自家用車を身近にした画期的な日本の国民車です。なつかしいな!一休の父上も頑張って次世代のホンダN360を購入したんです。車好きの少年一休は大喜びでした。