AOZORA motor
By Aozora Ikkyuu
プラグ交換

ビートルのプラグ交換

 みなさん、こんにちは!一休です。秋晴れが続きますね。各地で紅葉のお便りが届きます。紅葉いいですよね。若い時は気にもしなかったと思いますが、歳をとると葉が赤く色づくことがとてもまぶしく映ります。

 さて、今日は前回から続いているカブトムシです。私は古さに引いていましたが工場の皆さんは淡々と整備を進めています。

プラグを換える

 今日は、朝から先輩がワーゲンのエンジンを整備されています。プラグを換えているようですが、後ろから見ていても、ちょっと作業しにくそうです。

「ビートルは整備性はそれほど良くないんですね…?」

「うん…。そうですね。まあ、プラグは奥になるのでどの車も換えやすいということではないですけど。このビートルはオートマチックなので、そのユニットが左側にあって左のプラグがちょっとやりにくいですね。一休さん、右は手が入るので入れてみてください。」

「え?はい、やってみます。」

 う…ん。しやすいといってもエキパイ?の横の隙間にプラグを入れないといけません。それにあまり大きくないビートルの開口部の横から手を入れて…。先輩が外してくれていた古いプラグで一度練習してみます。大事な先っぽを当てないように…。で、新しいプラグを箱から出して。おー、ラチェット動かす場所が…厳しい。なんとか、セットすることができました。先輩にチェックしていただいて…。

「エンジンかけてみるので、気を付けてください。」

「え?エンジンかか…?」

バウン!バッ!バッ!バッ!…

うわー!エンジンかかったー!すごい!!  まあ、当たり前ですけど。

 空冷独特のバサバサ音がとても勇ましい。アイドリングも安定していて、エンジンは調子がよさそうです。自動車はエンジンそのものは丈夫ですよね。このビートルもかなり古いものですから内装や外装は結構くたびれていますが、エンジンは平気そうです。まー、私も内装や外装?はかなりくたびれていますがパワーはまだまだ若い人には負けない?と思っていますけどね(^^ゞ。